2021年
12月
15日
水
新型コロナウイルス感染症に伴い、昨春からオンライン(Zoom)で毎月の理事会を開催しています。理事会にあわせて、不定期に内部学習会も行っています。
先月は11月19日に賛助会員の濱崎研治さん((株)リスク・マネジメント研究所)に「生命保険契約の流通化プロジェクト」というテーマで発表していただきました。
参加者からは「保険会社から支払われる保険金を返済の原資とする融資については保険事故が発生して保険金が支払われる時期が合理的に予想できないのではないか」という意見も出され、融資のスキームをどのように組み立てていくか、案件ごとの課題が残されています。
以下、濱崎さんの発表要旨です。
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コロナ禍は生活困窮者を今なお発生させ続けている。「特定非営利金融法人(以下、「NPOバンク」という。)」が行う「特定貸付契約」については総量規制が適用除外とされ、また生活困窮者向け支援貸付け等が要件とされている。
そこで今回の研究発表は、深刻な疾患を抱える生活困窮者に対して、彼らが加入する生命保険契約の質権設定による貸付けを検討してみた。NPOバンクを質権者、保険契約者を質権設定者、保険者を第三債務者とし、被担保債権として死亡保険金や高度障害保険等とするものである。
生命保険契約には「契約者貸付け」という制度があるものの、その金額は解約返戻金額の何割というものであり、死亡保険金額に比して微小な額であることが少なくない。この「契約者貸付け」に代わる生活費や治療費の捻出や高齢者の介護費用にも利用できるような金融の商品の開発が今切望されている。
生命保険契約の保険金請求権を質権担保とする貸出や保険契約の投資家による譲受は欧米では30年ほど前より事業として行われており、その福祉的効果も評価されているところである。また最近では我が国の近隣諸国においても意見公募手続(パブリックコメント)が行われたり、白熱した議論がされている。本邦においても生活困窮者への金融支援策について、多面的に研究を引き続き深耕させたいと思います。
(株)リスク・マネジメント研究所 濱崎研治
2017年
7月
05日
水
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シンポジウム 「休眠預金は奨学金ローン問題を解決できるか」
主催:全国NPOバンク連絡会 共催:草の根金融研究所「くさのーね」
日時:2017年7月16日(日)15:00~17:00 (14:30開場)
会場:レンタルプレイスなかぎん
東京都中央区銀座8−16−10中銀本社ビル9階 会議室ローズ
(最寄駅:新橋駅、汐留駅、築地市場駅、東銀座駅)
お申込み: http://kokucheese.com/event/index/476081/
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私たちの将来を託している若い人々の奨学金の返済が、今日、社会問題化しています。
1970年代半ば以降、授業料の値上げが繰り返されたことと、一般の家庭における収入が1990年代以降減少を続けていることから、大学に行くために今や、大学学部生(昼間)の約50%が何らかの奨学金を利用し、約3人に1人が日本学生支援機構等の奨学金を借りるまでになっています。
また、今日の雇用環境の変化により、非正規雇用等の不安定、低賃金労働の拡大等により、大学、大学院や専門学校を卒業して安定した収入を得ても、奨学金を返済することは大変厳しい環境になっていることから、社会問題化しており、政府などで各種対策を検討し始めています。
昨年12月に成立した「休眠預金活用法」について、現在、関係諸機関では、この資金の活用方法についてのルール作りが進められています。バンク連では、この休眠預金の資金を活用して、奨学金返済の問題の解決方法について、議論を進めています。
未来の世代に住みよい社会と環境を残すために、若者への教育にかかる負の資産をどのように解決できるのか、奨学金の制度も理解しながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ふるってご参加ください。
【主 催】 全国NPOバンク連絡会
【日 時】 2017年7月16日(日)15:00 — 17:00(開場14:30)
【参加費】 1,000円
【会 場】 レンタルプレイスなかぎん 会議室ローズ
【最寄駅】 JR各線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅 徒歩 約8分
都営大江戸線・新交通ゆりかもめ 汐留駅 徒歩 約7分
都営大江戸線 築地市場駅 徒歩 約8分
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 徒歩 約8分
【プログラム】
14:30 開場
15:00~16:50
シンポジウム 「休眠預金は奨学金ローン問題を解決できるか」
スピーカー:諏訪原 建氏(筑波大学大学院 在籍、元SEALDsメンバー)
ファシリテーター:田中 優(全国NPOバンク連絡会・未来バンク 理事長)
<お申込み>
7月15日(土)までに以下のサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
http://kokucheese.com/event/index/476081/
<お問い合わせ先>
全国NPOバンク連絡会 事務局
イノベーションオフィス銀座
e-mail:npobank.event@gmail.com
2017年
6月
20日
火
一般社団法人ウエルネスライフデザインでは、これまでウエルネス操体法による健常者の健康づくり、腰痛・膝痛・肩こり、姿勢の改善、身体動作の向上、アスリートのコンディショニングとしての効果的な究極のボディワークの普及を行ってまいりましたが、今年3月より、目的を拡大し、皆さんがココロもカラダも元気な生活がおくれるように、ウエルネスなライフスタイルの提案を開始しました。今回は、『お金を整える』の著者 市居 愛さんに『お金を整えるワークショップ』で、よりウエルネスな生活が送れるように、「お金」にまつわる問題解決の方法をお話しいただきます!若い人からお年寄りまで「カラダ」や「ココロ」だけを整えるのではなく、生きていくには必要不可欠な「お金」を整えることも大切です。是非、参加されて「お金」の整え方も学びましょう!
このセミナーは、一般社団法人ウエルネスライフデザインが主催し、イノベーションオフィス銀座、全国NPOバンク連絡会及び草の根金融研究所「くさのーね」の共催です。
【日 時】 2017年7月29日(土) 14:30〜17:20(受付14:00〜)
※終了時間は、多少前後する場合がございますので、ご了承ください。
【内 容】
(第1部) 『お金を整える』ワークショップ (14:30~15:20)
講師 市居 愛
(第2部) ウエルネスライフにとってのお金って?(対談) (15:30~16:20)
スピーカー 市居 愛 & 池田 会⻑
(第3部) Q&A、参加者との懇親会 (16:30~17:20)
【定 員】 100名(先着順)※参加費お支払い完了順
【参加費】 一般: 2,000円、学生及びWLD認定インストラクター:1,000円
※参加費は、お申し込み完了の自動メール後、後日、協会からのメールでご希望のお支払い方法をご案内いたします。
参加費は、前払い制となります。
【会 場】 レンタルプレイスなかぎん 会議室パイン
中央区銀座8-16-13 中銀・城山ビル4階
(U R L) https://www.rentalplace.jp/access/
(アクセス) JR・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩8分
都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留」駅 徒歩7分
都営地下鉄大江戸線「築地市場」駅 徒歩8分
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線 「東銀座」駅 徒歩8分
※近隣に駐車場はございますが、可能な限り公共交通機関でお越し下さい。
【申込方法】
下記のサイトにアクセスの上、フォームに必要事項を記入し、ご送信ください。
(申込み) http://kokucheese.com/event/index/474391/
(申込期限) 2017年7月26日(水)まで
※ お申し込み後、直ぐに受付完了メールが自動送信されます。自動送信メールが届かない場合は、迷惑メールのフォルダ等をご確認ください。なお、携帯アドレスでは、受信できない場合がありますので、受信設定いただくか、パソコンのメールアドレスでのご登録をお勧めいたします。自動送信メールが届かない場合は、下記のお問合せまで、メールまたはお電話でお問い合わせください。
〈主 催〉
一般社団法人ウエルネスライフデザイン
https://www.wellness-sotai.com/
(FBページ)
https://www.facebook.com/一般社団法人ウエルネスライフデザイン-406459786370920/
(ウエルネス操体法FBページ)
https://www.facebook.com/ウエルネス操体法-1406088119412059/
〈共 催〉
イノベーションオフィス銀座
全国NPOバンク連絡会
草の根金融研究所「くさのーね」
〈お問合せ〉
ウエルネスライフデザインセミナー2017 事務局
E-mail: event@wellness-sotai.com
Tel: 03-6869-3336
2017年
1月
10日
火
2016年
9月
15日
木
全国NPOバンク連絡会は、納得できないお金の流れをとめていく活動として、GPIFの資金運用問題の学習会に引き続き、タックスヘイブンを学び考えます。
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全国 NPOバンク連絡会主催学習会
『パナマ文書』はどこに? ~ 増税より「タックスヘイブン(税の逃避地)課税」を ~
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あの「パナマ文書」問題は、どこへいったのでしょうか。
日本の大金持ちや大企業が、世界第2のタックスヘイブン利用者と言われています。大金持ちや大企業が税を回避し、多くの給与所得者や中小事業者など、普通に暮らす人だけが税を負担するのは納得できません。
どの人も所得に応じて負担する税制にし、安心できる社会にすることはできないのでしょうか。NPOバンクは市民による地域の資金循環を生むだけでなく、納得できないお金の流れを止めていく活動をしています。今回、税法の第一人者で弁護士でもある青山学院大学学長の三木義一氏をお招きし
勉強会を開催します。定員が少数なので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
【日時】2016年10月2日(日)13:30開場 14:00開始 16:30終了
【主催】全国NPOバンク連絡会
【講師】三木義一氏(税法学者・弁護士・青山学院大学学長)
【会場】青山学院大学14号館6階14604号室(定員30名)
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
(最寄:渋谷駅、表参道駅)
【参加費】1,000円
【申込み方法】
以下のURLからお申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/426814/
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【プログラム(仮)】
全体コーディネータ:加藤俊也
(公認会計士・全国NPOバンク連絡会理事・
認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク理事)
13:30 開場
14:00 オープニング(趣旨説明)
田中優(未来バンク・天然住宅バンク
全国NPOバンク連絡会 理事長)
14:30 講演「タックスヘイブンの何が問題なのか(仮)」
講師: 三木義一氏(税法学者・弁護士・青山学院大学学長)
15:40 ディスカッション
※参加者の皆様同士、講師も交えながら、
市民として何ができるか、話し合います
16:20 まとめ
16:30 終了
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<お問い合わせは、9月30日17時まで>
東京コミュニティパワーバンク 坪井
community-fund@r2.dion.ne.jp
TEL:03-3200-9270